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よくある質問
アレルギーとは何でしょうか。
分かりやすく言えば「敏感に反応しすぎる」状態と言えます。特に乾燥状態は気道も皮膚も少しの刺激でも反応しやすいので、そうならないように体内外を環境調整していくのが治療の基本と考えております。
湿潤療法って何ですか。
皮膚のトラブル(外傷、やけど、アトピー、とびひ、褥瘡など)の場合、傷面からは改善させようとする成分が滲出して来ます。これを乾燥させず、とどめさせずという皮膚の環境調整をする事で速やかに改善させる事を目指す治療です。しかも処置中、経過中は、痛みはあまりありませんから日常生活やお仕事の支障はほとんどありません。
湿潤療法でかえって悪くなった事もあるときいて心配ですが。
湿潤療法は大まかに閉鎖性湿潤療法と開放性湿潤療法に分かれます。そして当然、傷害部位の状況で処置が違ってきます。同じ熱傷、外傷でも顔面や首、常に動く関節部、年齢、季節や汗のかき方、感染の有無で被覆材、処置が違ってきます。
ただ潤っていれば全て良しでないのです。
失敗例はそういった現状把握ができずにワンパターンの被覆材処置をやっていたのが原因と考えています。当方では慎重に現状把握をして患者さんの症状の改善に努めます。
湿潤療法ではどのような被覆材を使いますか。
代表的なプラスモイストシリーズやモイスキンパッド、あとハイドロコロイド系、ポリウレタンフォーム、ハイドロファイバー等状況に合わせて行います。ワンパターンの処置はいたしません。固定する絆創膏も通気性の良いものを選んで使用します。当然年齢や季節、傷害部位、個人的発汗の程度、大人ならば仕事上の妨げにならない工夫を十分勘案して行っており現在、仕事や日常生活の支障になるケースはありません。